「お前ならできる、やってみろ」。これは、高校時代にある簿記の大会で良い結果を残したとき、顧問の先生から言われた言葉です。恩師から公認会計士を目指したらどうだと言われたことで、目標と進路が見えてきました。卒業後、地元愛知県の会計士専門学校で学び、就職活動では大手監査法人も受けましたが、他法人よりワークライフバランスを整えやすい土壌を感じたことから、東陽監査法人への入所を決めました。
ワークライフバランスを重視した理由は、働きながらプログラミングや英語、国際会計基準のIFRSの勉強に費やす時間を確保したいという考えからです。
会計士の仕事は「やがてAIに取って代わり、監査業務は不要になる」などと言われることもありますが、代替される可能性があるなら、むしろそこを先取りしたいという気持ちがあります。JavaやPythonなどでプログラムを開発してみたい、海外に行ってITの最前線も見てみたい、そんな理由で今でも勉強を続けています。
公認会計士登録にあたっては、修了考査対策の勉強会開催など法人側からいろいろサポートをいただきました。特に修了考査の特別休暇が多かったこともあり、試験勉強に集中できました。会計士登録後は自分の時間が取れるようになり、今では監査以外の勉強にも取り組めるようになっています。