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修了考査合格後も勉強は続く。

会計士として活躍を続けるために。

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横井 良亮

Ryosuke Yokoi

2020年入所
監査第4部 シニアNAGOYA
土曜日は卓球、日曜日はテニスや野球観戦で過ごします。自分の好きなことや体を動かすことに没頭するとリセットされて仕事の効率も上がるのかなと思います。

ワークライフバランス最重視の理由

「お前ならできる、やってみろ」。これは、高校時代にある簿記の大会で良い結果を残したとき、顧問の先生から言われた言葉です。恩師から公認会計士を目指したらどうだと言われたことで、目標と進路が見えてきました。卒業後、地元愛知県の会計士専門学校で学び、就職活動では大手監査法人も受けましたが、他法人よりワークライフバランスを整えやすい土壌を感じたことから、東陽監査法人への入所を決めました。
ワークライフバランスを重視した理由は、働きながらプログラミングや英語、国際会計基準のIFRSの勉強に費やす時間を確保したいという考えからです。
会計士の仕事は「やがてAIに取って代わり、監査業務は不要になる」などと言われることもありますが、代替される可能性があるなら、むしろそこを先取りしたいという気持ちがあります。JavaやPythonなどでプログラムを開発してみたい、海外に行ってITの最前線も見てみたい、そんな理由で今でも勉強を続けています。
公認会計士登録にあたっては、修了考査対策の勉強会開催など法人側からいろいろサポートをいただきました。特に修了考査の特別休暇が多かったこともあり、試験勉強に集中できました。会計士登録後は自分の時間が取れるようになり、今では監査以外の勉強にも取り組めるようになっています。

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日々の相談対応が成長につながった

名古屋事務所の管轄で、チーム運営を行うインチャージを担当しつつ、東京事務所や大阪事務所の監査チームのメンバーとして従事することもあります。
名古屋事務所は他の拠点よりも少人数の組織ですが、上の年代の方たちとの距離も近く、緊密なコミュニケーションがとりやすい環境です。一方、東京事務所や大阪事務所は規模が大きいぶん、名古屋とは雰囲気が異なりますが、出張や研修で立ち寄った際に同期の活気ある働きぶりを見るのはとても良い刺激になります。
インチャージは、監査現場の責任者としてチームの運営やメンバーの管理をする役割があります。スタッフの確保や進捗・日程調整など、クライアントとメンバーの間に入ってあらゆるマネジメントにあたります。
自分の成長を実感できるのが、クライアントからの相談を受けた時の対応です。たとえば「この商流の中で、どのタイミングで売上を計上したらいいですか?」といった質問に即座に答えられたとき、自分の中に知識が定着していることを再認識できます。

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誠実な対応が信頼につながる

このように、会計監査に関する話にきちんと返答できることは、インチャージとしての成長を感じます。また、クライアントから信頼されていると実感するのは、たとえば税務について質問されるなど、監査業務の領域を超えた困りごとに対応した時です。専門外なので税理士に聞いてくださいと返すこともできますが、クライアント側は私を頼って質問してきています。自分の意見を述べさせていただきますが、きちんとした見解は税理士に確認するようお願いすることも忘れません。監査する立場であっても、まず人として、困っている相手に関わることが大事だと思います。もし重要な相談であれば、クライアントと上司の日程を調整して面談を設定したりします。そうした相手の状況や相談事項に応じた対応を取れるようになることが、インチャージとしての成長にもつながると思います。

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話を引き出す難しさもやりがい

この仕事で大きなやりがいと思えるのが経営者との面談です。パートナー(業務執行社員)と同行し、監査の責任者としてそのクライアントの経営者と年に1回面談するのですが、いろいろな会社に訪問し、経営者とお話させていただくことに、プロの会計士としてのやりがいを感じます。ポイントとしては、まず今期の概況や業績を確認し、話が佳境に入ったところで経営者のお考えをうかがうこと。的確な質問をするには、事前に相手の会社のことや社会情勢を知っておくことが大切です。パートナーのように、相手の話を受けてどんどん深掘りできるようなスキルを身につけたいと思っています。
東陽は、会計士として成長できる環境が整っていることが魅力です。中でも優しい人たちが多いことは大きなポイントです。大人になると他人に無関心になり、間違っていることを教えてくれる機会が減ったりするものですが、東陽は、間違っていることをきちんと指摘しています。厳しい指摘であっても、それは人への優しさからくるものです。
将来、会計士の置かれる状況がどうなろうとも、私は自分らしく働き続けたい。そのためにも前述した勉強を続け、頼られる会計士として成長したい。東陽は、そんな願いも優しく受け入れてくれる監査法人です。

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